葬式に出席し、自宅に帰ったときは
「清め塩」をまくという習慣は
現在でも広くおこなわれている
自宅に入る前に、塩を肩にかけ、身を清めるのだが
これは死者の穢れを塩の力によって払おうというものだ
そもそも古代は、海水を浴びることで身を清めたもので
海辺の地域では、「葬式の後は、海水で手を洗う」と
言い伝えられていた
それが普通の場所では、やがて海水が塩に変わってきたわけだ
現代でも、相撲では取組の前に土俵に清めの塩をまくが
塩には塩漬けにするように腐敗を防ぐ力がある
そんなところから塩に特別なものを感じ
清めの道具として使うようになったのである
「嫌な客が帰ったあとは、塩をまく」というのも
穢れを払うための儀式と言える
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