「道で葬列に出会ったら、親指を隠せ」も
昔はよくいわれた迷信で、今でもお年寄りには
街で霊柩車を見かけると、親指を握りしめる人がいる
死んだばかりの人間の魂は、まだ成仏できないまま
そのあたりに漂っている
そして、スキあらば生きている人を一緒に黄泉の世界へ
連れていこうとする
あるいは、生きている人間の身体の中に入り込もうとする
それらの霊の干渉を断つためには
親指を隠せばいいというのだ
なぜ親指を隠すのだろうか?
これは、親指を隠すと、こぶしを握りしめることになるからで
それは人間の「気」を充実させるポーズなのだ
死者の霊から生きた身を防衛するため
こぶしを握りしめ、精気を高めるのだ
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